UNESCOとの連携

プロジェクトの背景
第一段階
第二、第三段階の目的
プロジェクトの目指すところ
現状
PC4peaceの取り組み

プロジェクトの背景

UNESCOとの連携 前述の通り、カンボジアへ中古コンピュータを送るプロジェクトは、UNESCOのプロジェクト554CMB1000により進められています。このプロジェクトは、プノンペンにあるUNESCO事務局の教育プログラムの専門家であるSupote Prasertsri博士が2002年10月より始めたもので、カンボジア全域にICT教育の場を設立することを目的としています。このプロジェクトは、フェーズ1からフェーズ3までの3段階に分けられ、2005年12月までの完成を目指しています。

第一段階

フェーズ1は、2002年10月から2004年9月まで行われ、その主な3つの目的はほぼ達成されました。3つの目的とは、
@カンボジアのICT教育を行う人材を受け入れる施設を設けること
AICT教育の方針を決定すること
B多くの恵まれない子供達に、教育の場でのICT利用の機会を作ること
です。

第二、第三段階の目的

フェーズ2及びフェーズ3は、2004年9月から2005年12月にかけて行われる予定で、フェーズ1で整えられた環境をより整備することが目的です。具体的には、教育におけるICTの効果的な利用に対する国家的な方針を決定し、国立の教育の場を新しく設け、インターネットを介した教育のコンテンツを充実させていくことです。

プロジェクトの目指すところ

また、このプロジェクトは大きく2つの方法でカンボジアにICT教育を普及させていくことを目指しています。1つ目は、教師のためのICT訓練施設で、コンピュータの使用方法とICT教育の効果的なカリキュラムの作り方を、教師と教師志望の人々に訓練することです。2つ目は、e-ラーニングプログラムやある特定の地域にコンピュータの実習施設を作ることで、カンボジアの人々に直接コンピュータについて教育していきます。

現状

しかし、現在カンボジアでは、教育のためのコンピュータ自体が著しく不足しているという問題が生じています。教師のためのICT訓練施設では、当初は29人の生徒に対して1台のコンピュータ、地域によっては61人の生徒に対し1台のコンピュータしかありませんでした。日本と韓国からのコンピュータの寄付により、その比率は22人に対して1台、35人に対して1台に改善されたものの、決してその数は十分とは言えません。UNESCOは、この状況を改善するには外部からのコンピュータの寄付に頼るしかないと考えています。また、UNESCOは、教師のためのICT訓練施設のコンピュータの不足が改善された後には、寄付されたそれらのコンピュータをカンボジア全土のコンピュータ実習施設へと配分することも視野にいれて検討しています。

PC4peaceの取り組み

PC4peaceは、日本で中古コンピュータを集めることにより、このカンボジアにおけるコンピュータ不足の問題に取り組んでいます。将来的には、5年後を目処に300台のコンピュータをカンボジアに送ることを目標としています。さらに、活動の透明性のために、コンピュータを寄付してくれた人とユネスコに、定期的に私達の活動記録を開示していこうと考えています。


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